実需者(じつじゅしゃ)は、農産物を投機・転売目的でなく、実際に消費・使用する事業者。生産者から見た「出口」であり、契約栽培・業務用需要の相手方となる。個人消費者とは区別され、原則として事業者を指す。

定義

農林水産省の事業(高収益作物次期作支援等)では、実需者を 「加工等を行う食品製造事業者や外食・中食業者のほか、輸出を代行する輸出事業者等」 と定義する。出典

具体的には次のような買い手が含まれる:

  • 食品加工・製造業者(例: カゴメ、味の素、日清食品)
  • 外食チェーン・飲食店(例: すかいらーくHD、ゼンショーHD)
  • 中食(惣菜・弁当)業者
  • 給食・ケータリング業者(例: エームサービス)
  • 輸出事業者

使われ方

相場・市場用語としても「実需(実際に使う需要)」「実需筋」と言い、投機筋と対比される。農産物流通で「実需者」と言う場合は、上記の加工・業務用の実需(食品メーカー・外食・中食・給食)を指すのが中心。

生産者が実需者と直接結びつく取引は市場外流通(契約栽培・産直)の中心でもある。


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