中間流通は、生産(川上)と小売・消費(川下)の間に位置し、卸売市場や卸売業が担う流通段階。生鮮ではとくに卸売市場がその中核となる。

卸売の4機能

  1. 集荷・分荷機能 — 全国各地から多種・大量の食材を集め、販売先のニーズに合わせて小分け・パッキングして届ける。
  2. 価格形成機能 — せり等の公正な売買で需給を反映し、透明性の高い適正価格を形成・公表する。
  3. 代金決済機能 — 販売代金を迅速・確実に決済し、出荷者の所得を安定させる。
  4. 情報受発信機能 — 需給等の情報を集約し、産地(川上)・小売(川下)双方へ発信する。

出典: 名古屋市 中央卸売市場の役割と4つの機能、農林水産省卸売市場ってどんなところ。担い手は卸売業者仲卸

商物分離

流通は、取引・所有権・代金の流れである商流(商的流通)と、モノの流れである物流(物的流通)に分けられる。両者を分けることを商物分離、一致させることを商物一致という。

日本の農産物流通は従来、卸売市場に現物を持ち込んで取引する商物一致が原則だった。近年は現物を市場に持ち込まず取引(商流)だけを市場で行い、物流は産地〜実需を直送するなど、商流と物流を分離する動きが進む(営業と配送の分業、コールドチェーン最適化に寄与)。出典


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